第4回ICL研究会学術総会
2025年6月19日(木)

ご挨拶
「第4回ICL研究会学術総会開催にあたり」
ICL研究会の設立以来、ユーザーズミーティングとして行ってきた学術会議は開催ごとに発展し、「ICL研究会学術総会」として第1回を東京国際フォーラム(2021年)、第2回を札幌-定山渓鶴雅リゾートスパ 森の謌(2023年)、第3回を福岡-Hilltop Resort YAMANOUE(2024年)にて、6月のJSCRS学術総会に併せて開催しており、この度、第4回ICL研究会学術総会を福岡で開催することになりました。
諸外国の屈折矯正手術市場では、今なおLASIKを中心としたレーザー角膜屈折矯正手術が主流ですが、日本ではLASIKがネガティブキャンペーン等により回復不能なほどに激減した一方、ICLが屈折矯正手術の約7割を占めるほどに飛躍した世界でも類をみない状況にあり、前年比でも増加し続けています。この状況は海外のICL市場からも注目されており、日本から発信される高水準の学術研究と併せて高い評価を受けています。国内未承認の他社有水晶体眼内レンズが参入するなか、今後の日本の屈折矯正手術を適正に維持していくことはICLサージャンそれぞれの責務でもあり、ICL研究会は正しい方向性を導く立場にあります。今回の総会では、ICL素材観点からの卓越性やEDOF-ICL(EVO VIVA®)に関する特別講演のほか、エキスパートインストラクターによる指定演題、会員の先生方からの一般演題などを予定しており、ご講演いただく先生方と参加者の活発なディスカッションを通して、たくさんの知見を深めることができるはずです。皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げます。
ICL研究会 プログラム委員
めじろ安田眼科 安田明弘
開催概要
名 称:第4回ICL研究会学術総会
会 場:WITH THE STYLE FUKUOKA
会 期:2025年6月19日(木)17:00-19:30(16:30受付開始)
プログラム委員:安田明弘(めじろ安田眼科)
開催形式:現地開催+オンデマンド配信
主 催:ICL研究会
共 催:スターサージカル株式会社
※オンデマンド配信について
7月上旬に会員専用サイトへのアップロードとURLで配信致します。オンデマンドのみをご視聴の会員の先生はご登録は必要ありません。会友と非会員の先生は参加形式に関わらず、ご登録をお願いいたします。
※Hole ICL 10周年記念祝賀会について
総会終了後、同会場にてHole ICL 10周年記念祝賀会がございます。祝賀会のお申込みにつきましては、別途スターサージカル株式会社 営業担当者へお問い合わせください。
プログラム
Session 1 サイズ計算、データー解析 座長:五十嵐章史(代官山アイクリニック)
1-1 ICLサイズ選定の課題と限界 石川恵里(小沢眼科内科病院 )
1-2 KS式 Version5の特徴 常廣俊太郎(山王病院アイセンター )
1-3 vaultと毛様溝データの関係 髙橋慎也(小沢眼科内科病院)
Session 2 症例報告 座長:小島隆司(名古屋アイクリニック)
2-1 初期緑内障例に挿入したICL症例の経過 藤本可芳子(フジモト眼科)
2-2 ジェルネイルとICL 福岡佐知子(ふくおか眼科クリニック中野)
2-3 OVDなしのICL手術の危険性 古賀貴久(眼科こがクリニック)
Session 3 特別講演 座長:清水公也(山王病院アイセンター)
3-1 IPCLに比してICLの優位性
市川一夫(医療法人いさな会中京眼科/グランドセントラルタワーTokyoアイクリニック)
3-2 個人輸入が可能になったEDOF-ICL(EVO-Viva)についての注意点
北澤世志博(アイクリニック東京 )
総合討論 座長:清水公也(山王病院アイセンター)
参加登録
本会は事前登録制です。
参加登録締切:2025年6月5日(木)
参加費
会員/会友 無料
非会員 医師 10,000円
非会員 コ・メディカル 5,000円
非会員 企業 20,000円
締め切りました
演題登録
指定演題
募集期間:2025年3月25日~2025年5月29日正午
締め切りました
一般演題
募集期間:2025年5月8日~2025年5月29日正午
締め切りました
募集要項
- 筆頭演者がICL研究会の会員または会友であること
- ご登録いただく項目
・筆頭演者の氏名
・筆頭演者の所属施設名
・演題名
・100字程度のサマリー(一般演題のみ)
・オンデマンド配信可否 - 発表形式は現地会場での口演発表です
アクセス
JR、市営地下鉄「博多」駅筑紫口より約徒歩7分